第3層−4 小さな畑の季節の巡り

春|3・4・5月は焦り気味が正解?

畑・ほうれんそうの双葉

→ 前回の記事は「疲弊した土壌には種を播こう」

2月に入ると、待ちに待った春蒔きの準備が始まる。

自然農では、PH調整や、肥料の入れ込み、耕しはしないので、大きな作業はない。

畝の整備や、表層の軽い整地程度。

このところ益々、日本産の固定種が入手しづらく、時期になると欲しいものがほぼ手に入らないので早めに準備したい。

また、近年特に天候が安定せず、作物の生育にとっても厳しいものがある。

蒔き時や蒔き方にも頭を悩ませている。

まだ地力がなく、肥料も入れない自然農では、成長が遅い。

去年は、5月に入ると梅雨が来たかのような大降りの雨が続いたり、気温が25度超えの日が20日以上あった。

6月に入ると、30度越えの日が半分。

7月・8月は、ほぼ35度超え。

9月は、30度以上の日が20日以上。

このような状況なので、色々な判断が難しい。

今年は、昨年より暑くなると予想されている。

昨年までは、直播一択だったが、今年は、早めにポット蒔きで育苗をして定植する方法や、早めに直播きし、不織布で保温するなど、他の方法も取り入れる必要がありそうだ。

生命力は弱くなるかもしれない。

周囲の慣行農法で育てている方達のやり方を見ていると、年々、蒔き時が早くなっていて、

2月には、種まき用の小さなハウスでポット蒔きをし、私が直まきをする時期には、ずいぶん大きな苗が定植されている。

早すぎるような気がして見ていたが、私が、ズッキーニなど長雨で溶けてしまって落ち込んでいる時期には、お隣は最盛期はすぎていて、しっかり収穫済みという具合。

とうもろこしも収穫間近まで育っていたのが長雨で全滅した。

今年は例年より、早め早めに動いてみようと思う

夏|6・7・8月、高温少雨は人にも植物にも厳しい

昨年の夏は、外に出ることさえ憚られる暑さで、結局、収穫できた野菜も少なく、秋野菜の種まきもほとんどしなかった。

もともと秋は、作物の種類も多くないが、あまりの暑さで、蒔き時を探っている間に時期を逸してしまった。

今年もこんな感じであれば、ポット育苗で暑さを凌ぎ、暑さが一段落したところで定植するしかない。

暑さとどう折り合いをつけるかが課題だ。

秋|9・10・11月、春を制してこその秋。

秋は、さつまいもと落花生にスペースを取られ、小さな畑では、ほうれん草と春菊、大根とかぶ程度のスペースしか取れない。

それに、白菜やキャベツを結球させる土壌も技術力もない。まだ、そこには挑戦できない。

昨年は、小玉スイカとマクワウリが、9月になってから元気を取り戻し、なんとか小ぶりの実をつけだしたので、取り除くこともできず、結局、秋の種蒔きはせずじまい。

今年は、春蒔きの時期をかなり早めて、7月初旬までの収穫を目指してみようかと思っている。

冬|12・1・2月の休息と準備

この時期、種まきはないので、収穫物がないと寂しい思いをする。

春の作付けに向けて、畝の修正や作土に草を敷き詰めるなど、冬越しの準備をする。

ここで米糠ぼかしを仕込んでおくと、春野菜の補いに役立つので、そんなこともしている。

2月になると、ポット蒔きの場合は種まきも始まる。

春野菜の種が必要な場合もこの時期に手当てしておきたい。

この時期一番の作業といえば、今年の、記録や反省などの総括をし、次の年の計画を立てること。

私にとっては楽しい時間でもある。

→ 次回の記事は「近代農業とは、何であったのか」

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