なぜ農に惹かれたのか

→ 前回の記事は「土との関わりの始まり」

どうしてなのかを考えると、幼い頃の記憶に触れる。

自然と共にある暮らしの中では、土に触れる事は特別なことではなかった。

こねたり、まるめたり・・・
気がつけば手の中にあった。遊びの延長のような当たり前の時間だった。

やがて暮らしの場が変わり、都会の合理的な日常に身を置くようになっても、
その頃の感覚は残る。

その感覚の延長にあるような暮らしを、思い描くことが多くなった。

農という行為は、何かを”つくる”ことのようでいて、思い通りにならないことがの方が多い。

天候や季節、土の状態、そこにいる生き物たち。それらの中に自分を置いてみると、少しづつ感覚が変ってくる。

人間が中心にいるのではなく、ただその一部として関わっているような感覚。その感覚が心地よかった。

理由と言うよりも、方向のようなものかもしれない。

その感覚を手がかりにしながら、土と農について考え、続けている

→ 次回は「小さな畑もまた、ひとつの宇宙」

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