食事の支度を30分以内で済ませるには!

多くの女性にとって日々の食事づくりは大きな負担でもある。

たまには外食をしたり、出来合いのもので済ませても、元気に生きていく要である以上おろそかかにはできない。

子育てをしながら仕事を持っているとなると、男性も家事に参加するようになったとはいえ、うまく段取りしないと行き詰まる。

私自身その時代には2度と戻りたくないと思う反面、今だったらもう少しうまくやれるかもと都合よく考えたりもする。

人間、忙しさの渦中にあるときは混乱状態でうまくいかないことも、その場から離れて俯瞰してみれば、案外整理できることもある。

経済に牛耳られ、大量の情報量に振り回され、多くの不安が取り巻くこの時代、自分軸を持って取捨選択することが必要になる。

必要のないものは切り捨て、時間を生み出すことが楽に生きるポイントでもある。

今回は台所仕事がテーマなので、台所の整理整頓から。

台所の道具類は、日々使うものだけにする。

作業を効率よくて早く済ませるには、場の整理整頓が欠かせない。

まず台所にあるもので、毎日使うものやたまにしか使わないけれどないと困るものだけ残して、ダンボールに詰めていく。

捨てるということではないので、安心してさっさと分別。

もちろん捨てるべきものは捨ててしまい、迷うものは残してOK。

捨てる捨てないで悩んだり、無理に捨てて後悔するよりも、使わないものは生活の邪魔にならない場所にまとめておき、納得のいく時期に処理する方が効率的。

そのときに、種類別に分け、内容を表記しておくこと。

”食器類” ”小物類” ”鍋類”・・・etc 年に1回くらいは整理して、譲るなり捨てるなり、判断できた時点で処理していく。

ダンボールなどに詰め込んだものは、納戸や押し入れなど、日常生活のじゃまにならないところにまとめておく。

必要になった時には、すぐ取り出せるようにしておくことも大事。

これだけで、台所作業が随分やりやすくなるはず。

ここで定位置を決める。

手順を考え、なるだけ楽に、澱みなく動ける動線を作り、気づいた時々に修正を重ねていく。

ごはん作りの作業の整理整頓

毎日やらなければならない作業は、手早く楽にやれるような流れを作り、習慣化しておくことがコツ。

・食材入手
・下ごしらえ
・保存
・自動化 炊飯器・保温鍋・ホームベーカリー・食洗機・・・
・外注化 宅配・家事代行
・調理
・ストック

これらの作業はある程度まとめてやるように段取りし、毎食の支度は30分以内で終えるよう習慣づけると楽になる。

宅配を使う。曜日を決めて週1回。

大きな時間ロスは何といっても買い物。宅配を使うのが効率的。メインをひとつと単発でピックアップする業者を1〜2箇所持っておくと便利である。

在庫切れは気づいた時にメモしておく

・目に入りやすく書きやすいところにホワイトボードや黒板を貼っておき、気づいた時にすぐにメモしする習慣をつける。

・週一でリセットしていくと、食材の無駄もなく、冷蔵庫や台所周りの整理整頓にもつながり、いい状態を維持できる。何事も溜め込むと手間がかかるもの。

注文する時には大体の献立を考えておく

5日分くらいをざっくり考えておけば大体一週間なんとかなる。

旬のものを頂く意識を持っていると、季節によって買うべき食材もメニューも自然に決まってくる。

食材が届いた日は下ごしらえの日

週イチでまとめて料理の下準備

・下ごしらえにまとまった時間と労力を取られるのは辛いが、この日は、その他のことで手を抜くようにする。

・食材の届く日を自分で決められるのであれば、休日の前日など自分都合で決めておく。

・家族の人数によるが、1週間分を洗ったり、切ったり、湯がいたり、小分けしたりすると1〜2時間は取られる。

・食事支度の中で一番負担になるのが洗って切る作業。寒くなると特に億劫なもの。冷凍しても問題のない野菜は、切って冷凍しておく。

その際、味噌汁の具・シチューやスープの具など、料理別に一回分づつ小分けしておくと便利。

・大根など水分の多い野菜は食感が悪くなるが、汁物やブレンダーをかけてポタージュ化するものは問題なし。

・肉や魚も切って下味をつけたり、火入れをしておいたり・・・。

素材によって適切な処理をしておくと日々の手間が省けて格段に楽になる。

調理までして冷凍しておいても良い。

・牛肉は、例えば、生姜の千切りと一緒に炒め煮して佃煮風にしておくと、佃煮としてそのまま食べられるし、玉ねぎと一緒に牛丼に、ビビンバやナムル、根菜のきんぴらに加えても美味しい。

弁当のおかずにもなる。

・この部分限定で、家事代行を使うのも賢いやり方かもしれない。週2時間と決めて、作業内容と段取りを自分が使いやすいように指定しておけば、いちばん大変な部分の手抜きができる。

ただし、人を入れる煩わしさを考えると、1〜2時間なら自分でやったほうが断然効率的。

必ず準備しておく食材

出すだけで一品になるものは必ず常備

豆腐、納豆、ぬか漬け 、梅干しなど漬物類。

焼海苔、しらす、海藻やちりめんじゃこなどを使ったふりかけ、佃煮類。

明太子、オイルサーディン、味付きの魚の缶詰など出すだけで一品になるものなど、常時ストックしておくと助けになる。

乾物は貴重な栄養源。必ずストックしておく食材

・高野豆腐 ・切り干し大根 ・ひじき ・芽ひじき ・あずき、うずら、金時、白花、いんげん、黒豆、大豆などの豆類 ・そば乾麺 ・パスタ ・干し椎茸 ・寒天 ・ゼラチン ・ゴマ ・かつおパック ・焼海苔 このあたりは切らさないよう常備。

冷凍庫に常備しておくもの

ご飯は多めに炊いて小分けしておく。

・肉類、干物や塩しゃけなど焼いてすぐ食べられる魚類、イカ、エビ、ホタテなどの海鮮類、キノコ類は切ったりさいたりしてすぐ使える状態で。

・夏に枝豆は便利。食事ができるまでの繋ぎやビールのお供、おやつにもなる。

・季節の野菜ポタージュを多めに作って一食分づつ小分けしておく。

・その他、冷凍しても問題ない野菜は、切るなどすぐに使える状態で保存しておく。

ご飯と、味噌汁orスープだけは必ずある状態にしておく

・家族がいる場合はなかなか難しいが、一人暮らしであれば、味噌汁とご飯があれば、常備品でそれなりにバランスの取れた一食になる。

外食をしたり、惣菜を買ったりする手間も省ける。

・朝、炊飯器の予約を入れて出かける習慣や、冷凍庫にご飯のストックを欠かさないように習慣づける。

・味噌汁やスープは、前日の夕飯の支度の時に、具材に火を通すところまででも済ませておけば、朝は味噌をたてる、塩コショウするだけで出来上がる。汁物は朝晩兼用でもok。

・フリーズドライやレトルトをストックしておくのもたまにはアリ。最近おしゃれなスープもでているし、たまにはそんなモノもちょっとした楽しみになる。

保存の効くおかずは多めに作り、次の日の一品にする

・日持ちするおかずは少し多めに作り、次の日の副菜にしたり、アレンジして別バージョンにしてもいい。同じものでも2日連続までは大丈夫。

・ご飯と汁物と常備菜と何かしら一品あれば、後はメインになるものを用意するだけ。随分と気が楽になる。

早め早め・多め多めの作業

・朝食の準備の時には、ついでにできる昼夜の段取りを、夕食の支度時には次の日の段取りを入れ込むなど、ついで仕事で次の段取りをする癖をつけておくと、時間に追われてイライラということが減る。負担になるような無理なことはしない!

やることをルーティン化しておく

・季節により旬の野菜も変わり、食べたいものもだいたい固定化する。

例えばこれからの寒い季節には、おでん、鍋物、シチュー、グラタン、ドリア、豚汁、丼もの・・・など。曜日ごとにメイン料理を決めておいたり、肉、魚、貝類、ご飯物、麺類など大まかな主材料を決めておくのもあり。

・副菜には、旬の野菜と乾物を利用する。

寒い時期には体を温める根菜類をしっかり食べたいので、根菜のきんぴらは毎週作っておきたいものの一つ。

ごぼう・れんこん・人参などを炒め煮する時には、ひじきやこんにゃく、肉類を加えてもおいしいし、栄養バランスも取れる。

弁当のおかずにもなるので多めに作っておくと便利。

寒い時期に細千切りにするのは辛いので、私は半割の斜め薄切りでOK。

栄養バランス=季節の食材と多品目

栄養バランスは、厚生労働省が出している日本人の食事摂取基準を一度把握しておくと指針になるが、日常的には季節の野菜・果物・魚介類・きのこ類・乾物類・タンパク源をバランス良く多品目食べればOKだと思u。

調味料には、味噌・しょうゆ・塩麹・海水塩・だし昆布・いりこ・干し椎茸などを使って調理していれば、栄養価的にそう外れることはない。

まとめ

忙しさの渦中にストレスなく食事の支度をこなし,健康を維持するには段取りが必要。

毎週食材の届く日に、1〜2時間程度を使って段取りしておけば、かなりスムーズに余裕を持って過ごせるのではないだろうか。

その日は、冷蔵庫整理日として残っているお惣菜や常備品で済ませても良し。

やることを習慣化していくと改善点も見えてくるので、自分にとってより効率的で楽なシステムへと修正していけるようになるはずです。