今日は彼岸の入り、墓参りに行こうにも朝から土砂降り。
で、生前みんなが好きだったおはぎを作って供えた。

今日は、粒が崩れずいい感じに炊きあがったので、できるだけ粒を残して。
玄米に雑穀を混ぜ、ちょっと塩を効かせ気味に、柔らかめに炊く。
それを麺棒などでついてモチっぽくして丸める。きょうは1個30g程度の小さめに。
それでも餡をまとわせると程よい大きさになる。
砂糖控えめの餡なので、艶がなく見栄えはもひとつかもしれないが、何個でも食べられて、それはそれで、かえって良くないのだが。
おはぎの箸休めは”露草のごま和え”

この夏の猛暑で、夏野菜が早々に終わり、秋野菜の種まきも躊躇していたため、畑が空き状態。
その一角に露草が群生し、可愛いブルーの花を咲かせていた。
つい最近、”露草のおひたし”という記事に目がとまり、「へ〜露草も食べれるんだ〜」と思ったばかりだったので、お試し。

野草は、やはり新芽の柔らかい時期がおいしいのだろうが、花の咲く頃が一番エネルギーに満ちているらしいので、まあ、花も殆ど終わっていたのだが、食べてみることにした。

軽く塩ゆでして冷水に取り、写真でもわかるように、茎の部分は色づいて固くなっていたので、葉先を刻んで”ごま和え”にした。
アクもなく、特に味もなくという感じだが、多少のヌメリを感じる。
薬効的には、消炎、解熱作用などいろいろあるらしく、梅雨時から夏にかけて、サラダや炒めもの、酢味噌、天ぷら、味噌汁の具などとして食べられるようだ。
野草は貴重なエネルギー源
幼い頃、祖母は毎日、天日乾燥させたドクダミを煎じてお茶を用意していたし、ヨモギの新芽の頃には、ヨモギ団子やヨモギ饅頭をよく作ってくれた。
スギナは、乾燥させて粉にして、お茶にしたりふりかけにしたり。
今、家の東側の通路には、ドクダミとスギナが群生していて、大事にしている。肥沃な土は好まないらしいので、手を加えないようにして。
数年前から、春の野草酵素を作っているので、その貴重な材料となっている。
山や河原に行っても、野草の知識も十分でなく、衛生面でも不安なので、結局収穫できない。なので、庭の野草は貴重品。
最近、ヨモギも増えだして、日本たんぽぽやおおばこも少々。
野菜は、長い年月改良を加えてきた植物なので人工物。野生のエネルギーと比べれば、当然落ちる。
野菜の栽培でも、放っておいても元気に育ち、失敗がないのは原種に近いタネ。
野草も大事な食料です!