ブリスボールの発祥はオーストラリア。砂糖・グルテン・添加物を使わないおやつとして 、ヨガをやっている人たちを中心に広まってきたようだ。
日本でもここ4〜5年の間に浸透している。エナジーボールともいう。マクロビトリュフの方がもう少し材料の幅がある。
ドライフルーツ・ナッツ類・粉類の割合が、基本1:1:1がベストとされている。
簡単なので、定期的に作ってストックしておくといろいろな場面で役に立つ。時間がない時の朝食がわり、職場での小腹が空いた時のおやつやストレス解消に、子供のおやつ、お酒のお供など。
小さなボール状なので口にポンと放り込めてしっかり食べ応えのあるところがいい。
ミネラルなどの微量栄養素の取り込みにも便利である。また、冷凍庫にストックしておけば非常食にもなる。
作り方は簡単。材料も分量もアバウトなので好みと感覚で!
ブリスボールの材料としては下記のようなものがあげられる。
ナッツ類
くるみ・アーモンド・ヘーゼルナッツ・マカダミアナッツ・カシューナッツ・ピーナッツ・栗etc.
粉類
オーツ麦(オートミール)・大麦・もち麦(国産でオートミール代わりに使えるものが出てきた)
キャロブパウダー・ホワイトチアシード・アーモンドパウダー・きなこ・カカオパウダー・シナモン etc.
ドライフルーツ
デーツ・ドライイチジク ・レーズン ・杏・ブルーベリー・オレンジピール etc.etc
繋ぎになるようなもの
ごまペースト・ピーナツ100%のピーナツバター・アーモンドバター・ココナッツオイル・酒粕・甘酒・ラム酒・ブランデー・生姜 etc.
アクセント
カカオニブ・塩・70%以上のダークチョコ・ココナッツファインetc.
作り方
①オートミールや麦などは140度のコンベクションまたはフライパンで焦げないように軽く火入れ。過ぎると脂臭がするので注意。
②ナッツ類も同じく軽く火入れする。時間差があるので、手間だが材料別にすること。
③フードプロセッサーに粉類・ドライフルーツ・繋ぎになるもの少々を加え拡販する。
**手で丸めて形作るものなので、力を入れてぎゅっと握ると固まる程度の硬さになるよう仕上げる。
ドライフルーツが繋ぎの役目をするので、繋ぎの水分が必要な時も補充程度と考えて、少量づつ様子を見ながら入れる。柔らか過ぎると形作れない。多少ポロポロしたくらいが丸めやすい。
④最後にナッツ類を入れ粒を残す程度で止める。
⑤ボールに移し丸めていく
⑥個人の好みだが、一個15〜18gが適量だと思う。火入れをしないので、ラップに分量を取り丸めていく。
⑦冷蔵で1週間ほどは保存が効くため、ラップで個装して容器に入れておくと乾燥も防げる。
* まず10cm角ぐらいにラップを切っておき、分量を測りながら丸めていき、そのまま口をねじって保存容器に詰めていくとスムーズ。食べる時にラップから取り出し器に盛る。
* 職場や外出先に持っていく時にはそのままor薄葉などの紙にくるみ直して
小さな容器に小分けして持っていく。
ブリスボールづくりは組み合わせ自由で、個人のセンスや感覚が活かせる楽しい作業。
作業の流れだけ確認して2〜3度作れば簡単に作れるようになる。フープロがなければすり鉢ですったり、ビニール袋に入れて綿棒で叩いたりでもOK。
ただ、ネットではギルトフリーをうたっているが、そういうわけではない。ドライフルーツは糖質がかなり高く、しかも果糖である。粉物も使うので炭水化物量も大きい。
それと消化の問題。穀物とナッツとフルーツの組み合わせは消化に時間がかかることになる。
そこでドライフルーツなしで酵素をプラスしたり、ブラックジンガーやオメガ3系の油を少量加えたり、体の役に立つ美味しい組み合わせを実験中である。