コーヒーに関して、何となくモヤモヤしたものがあった。特にコーヒー通と言うわけではないが、好きな飲み物でもある。
しかし口に入るまでの過程がいまひとつスッキリしない。「自分で豆を確認して洗いにかけて焙煎できれば」という思いが何となくあったので、ネットでフライパン焙煎の記事を見つけた時には「これだ!」とばかりにすぐにやってみた。
簡単!2〜3回もやればそれなりにできそう!ということで今やほぼ習慣化している。
ひたすら手を動かしながら煎るだけの単純な作業、ムラなく仕上げることだけがままならないところだ。
でも自分で飲むものなら少々ムラになろうと構わない。
格段に美味しいし、香りも楽しめ、しっかり洗いにかけてから煎るので清潔だし、スッキリした味わいになる。
あまりに炭化した苦味の強いものは苦手で体にもよくないと思っているので、少し豆の味が感じられるくらいの浅めの煎り具合が好み。
生豆を選ぶ楽しさもある。生豆の販売サイトもいまや数多く、いい環境で育った質の良い豆が簡単に手に入る。コーヒーもなかなか奥の深い世界なのでハマると危なそう!
興味があって、時間的余力のある方は一度お試しを。
フライパン焙煎で、わかりやすくきれいにまとめてあるのはOnimagaさんの「コーヒー豆を自宅のフライパンで焙煎する方法」・・・かな。今の時点で、写真付き手順までは提供できないのでご紹介。
初めての時は、記事を一通り読んで、全体を把握しておいてから、再度見ながらやると失敗がないですよ。ちょっとした気づきだけ下記にあげてみた。
ポイント
▶︎テフロンというのが気にるものの、軽くて深くて・・・今コーヒー焙煎に重宝しているのが、ティファールの深型フライパン22c [C50083]
素材的には鉄とか土物が良いのかもしれないけれど、とりあえず今の段階では軽いことが必須。
ヘラで混ぜるだけでは追いつかず、鍋を振る動作も結構やっているので重いのは気が重い!?
それと深いのがいい。コーヒー豆は煎りが進むとどんどん軽くなるので、浅いフライパンだとすぐ外に飛び散るのがちょっとしたストレス。
終了商品になっていたら、後継モデルとして[B55975]
▶︎まず、洗い始める前に必要な道具をすべて揃える。
洗った後でもたついたり、煎っている最中によそ見をしたり、煎り止めしてから、必要なものを探したりはできないのでこれ必須。
・洗うボウルとざる
・フライパンと蓋
・ヘラ
・タイマー(なかなかお手本通りの時間で進んではいかないが、参考にするので)
・煎り止めの後にあけるざると受け皿〜冷めやすいよう底面積が広くて平らなものがあればベスト。
水気があると台無しなので洗うボウルとざるとは別のものを用意しておきたい。なければ、最初の蒸しの時間帯に洗ってしっかり拭いて乾燥させておく。
・ドライヤーなど冷ますもの
▶︎焙煎する生豆の量は、最初は失敗も怖いので100g程度から始めるが、1~2度試してみて要領を掴んだら、一度に400g程度の量を焙煎する方が断然やりやすい。
▶︎まず洗う。できれば欠陥豆を取り除いたり、粒を揃えたりした方が美味しいのだろうが、そこは個々人の感覚で。
水orぬるま湯を何回かとりかえながら軽くゴシゴシ洗い、汚れやゴミを取り除いたら、熱湯で洗い上げること。
このとき、チャフ(表皮)が剥がれてくるので、しっかり取り除いておく。水洗いだけではチャフが剥がれない。
チャフをある程度剥がして取り除いておかないと、炒っている過程でチャフが飛び散り、後の掃除が大変になるので注意を!
▶︎煎り止めをしたらざるに移し素早く冷ます。ドライヤーの冷風が便利だが、この時残っていたチャフが舞うので、流しの真ん中でやること。
▶︎淹れる直前に挽きたいとかの強いこだわりがなければ、冷めたところで全部挽いてしまい冷凍保存。
100g程度づつ、袋ではなく、小さめのキューブ式のストッカーに分けて、一週間分くらいを残してあとは冷凍庫へ。劣化も抑えられて香りも残ります。1個づつは常温にもどして使う。